ClickUpが3.23をリリース、新しい生産性向上機能を搭載

人気の生産性向上プラットフォームClickUpは、ユーザーエクスペリエンスの向上とワークフローの効率化を目的とした一連の新機能と改善を発表した。最新のアップデートであるリリース3.23では、動的なPeopleフィールド、Sprintテンプレート、再設計された通知設定インターフェイス、およびTime Trackingの更新などが導入され、その他の機能強化も行われている。

Automationsにおける動的なPeopleフィールドの導入は、重要なアップグレードだ。この機能により、タスクを作成した人や自動化をトリガーした人に基づいて、タスクを動的に割り当てることができる。これにより、複数のAutomationsの必要性が減り、プロセスが簡素化され、貴重な時間を節約できる。

もう1つの注目すべき追加機能は、Sprintsのテンプレートを使用できることだ。ユーザーはSprintをテンプレートとして保存し、Sprintフォルダー内の将来の全てのSprintsに適用できるようになった。これにより、新しいSprintごとにビュー、カスタムフィールド、Automations、設定を手動で再作成する必要がなくなり、プロセスがより効率的になり、時間が節約される。

ユーザーエクスペリエンスを向上させるため、通知設定も再設計された。ユーザーは、通知設定をより簡単かつ迅速にカスタマイズできるようになった。新しいデザインには、「Focused」などのプリセットが含まれており、ユーザーは特定のニーズに合わせて通知をカスタマイズできる。

これらに加えて、ClickUpはTime Trackingインターフェイスも刷新した。新しいデザインはより合理化され、ユーザーが時間を追跡しやすくなった。ユーザーはメニューバーから直接時間を追跡できるようになり、管理者は他のユーザーの時間を記録できるようになった。これにより、時間追跡を完全に制御できるようになり、生産性と効率が向上する。

今回のアップデートに合わせて、ClickUpはいくつかのバグ修正も実施した。今後のアップデートとしては、タスクの投票を収集するための投票カスタムフィールド、Automationsにおける数式フィールドの追加、メールをClickUpに統合する計画中のEmailV2機能などが検討されている。

ClickUpの最新アップデートであるリリース3.23には、ユーザーエクスペリエンスの向上とワークフローの合理化を目的とした多数の新機能と改善点が含まれている。動的なPeopleフィールド、Sprintテンプレート、再設計された通知設定、およびTime Trackingの更新により、ClickUpは革新と進化を続け、より効率的で生産性の高いプラットフォームをユーザーに提供する。

出典：ClickUp