ClickUp(クリックアップ)、Private Attachments機能のセキュリティー対策を強化
人気の生産性向上プラットフォームであるClickUp(クリックアップ)は、PrivateAttachments機能のセキュリティーを強化する。現在のシステムでは、添付ファイルのリンクは1時間後に期限切れとなり、タスクを開き、エクスポートするたびに更新される。これは、古いリンクがセキュリティーリスクを及ぼさないように設計されているが、同社は現在、ユーザーデータのセキュリティーをさらに強化するための措置を講じている。
今後の変更により、添付ファイルへのアクセスは、該当するワークスペースにログインしているユーザーのみに限定される。この追加のセキュリティーレイヤーは、承認されたユーザーのみが機密情報にアクセスできる。ただし、タスクやドキュメントなどの関連するClickUpアイテムを公開設定することで、添付ファイルを一般公開することは引き続き可能だ。
同社はまた、クリップ機能とImports/Exportsは当面の間、引き続き安全で固有のリンクを使うことも発表した。既存の設定を使ってこれらのリンクを管理できるため、誰がいつ自分のデータにアクセスできるかを柔軟に制御できる。
これらの変更はワークスペースに自動的に適用されるため、ユーザー側で特別な操作を行う必要はない。また、ワークスペースに既に保存されている添付ファイルも新システムでサポートされることも発表されている。
今後の変更についてのヘルプドキュメントはこちら
ClickUpによる今回の措置は、プラットフォームのセキュリティー強化を目的とした一連の対策の最新のものだ。承認されたユーザーのみが添付ファイルにアクセスできるようにすることで、同社はユーザーのデータを保護し、安心して利用できるよう努めている。これらの変更は来週中に実施される予定だ。