ClickUpが3.48にアップデート、新機能でワークフローを強化
オールインワンの生産性プラットフォームであるClickUpは、ユーザーエクスペリエンスの向上とワークフローの合理化を目的とした一連の新機能と改善を発表した。最新リリースのClickUp 3.48では、タイムシート承認、接続アプリのAIインテグレーション、高度な列計算、新しいプルクォートブロックなどのアップデートが導入されている。
タイムシート承認機能はプラットフォームへの重要な追加機能であり、管理者はタイムシートを1カ所で送信、確認、承認できる。この機能により、管理者は承認プロセス内で報告された時間と対応するタスクを直接確認できるため、正確性とコンプライアンスが確保される。この機能強化により、従業員の時間とタスクの管理が簡素化され、効率が向上することが期待される。
もう1つの注目すべきアップデートは、AIと接続アプリのインテグレーションだ。GoogleシートやFigmaファイルなどの接続AppからClickUp AIにリンクをドロップして、貴重なインサイトを得ることができ、顧客サポートの統計、クリエーティブプロジェクトなどの情報を詳しく調べ、正確な回答を即座に得ることができる。このインテグレーションにより、新しいレベルのデータ分析と意思決定機能を利用できるようになる。
ClickUp 3.48では、列計算機能も拡張された。これまでは数値と日付に限定されていたが、今ではほとんどのフィールドタイプで列計算を実行できる。これにより、一意の値の数や空のフィールドなどのデータを追跡できるようになり、プラットフォームのデータ管理機能がさらに強化された。
これらの機能アップデートに加えて、ClickUpは新しいPull Quotesブロックを導入した。/pull quoteと入力すると、テキストを目を引くハイライトに変換して注目を集めることができる。この機能は、重要な引用や重要なポイントを強調するのに最適で、テキストベースの機能に視覚的な要素を追加できる。
ClickUp 3.48では、GDPRアップデートの一環として、Google GeminiとElevenLabsという2つの新しいサブプロセッサーが追加された。
今回のアップデートに合わせて、ClickUpはいくつかのバグ修正も実施した。
出典:ClickUp